2015年06月20日

本屋さん

久しぶりに大きな本屋さんで、
ぐるぐると本棚の間を回った。

面白そうな本を手に取って、パラパラとページを捲ってみたり。

世界にはたくさんの本がある。
ゆっくりと、のんびりと、
気の向くまま本を読みたいと思う。

いつかそのうち。

色々予定通りにいかない一日だったけれど、久しぶりに本屋さんをうろうろ出来たし、芝居も見た。
もしもこれが風邪なら、うつすことになるよりいいや、と考えることにする。

道端に咲いていた向日葵。
夜の花は昼間のそれと少し違うものみたいに見える。

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posted by 中神謙一 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

夜の歌

夜は静かで、昼の間は聞こえないものが聞こえてくる。
それはどちらかといえば、自分の中から聞こえてくるもので、
感情だったり、過去の反芻だったりする。

誰にだってあるだろう素敵な思い出や、大切にしているもの。
もちろん、ボクにだってある。

けれどそれは氷細工みたいにとても繊細で、世界が寝静まった後に、
そっとそっと取り出さないと、壊れてしまいそうで不安になる。
洞窟のような薄暗闇で、そっと蓋をひらく。
でないと溶けてしまうんじゃないかと怖くなる。
消えてなくならないことを知っていながら、儚く思えて怖くなる。

何より、昼間は静かにそれが奏でる音に耳を傾けることが出来ない。
昼間のざわめきが、それに混ざってしまうのを、ひどく嫌だと思う。


その声は決して小さいものではなくて、むしろ大きすぎて。
普段、その蓋を閉じておかなくちゃいけないほどで。
それでもそこから漏れる歌は、ボクの根源的な部分を震わせる。
音叉を震わせるように、静かに、でもボクの中で大きく鳴り響いている。
それは誰にも聞こえない歌だ。

ボクを強くしたり弱くしたりする、
ボクの中だけで響く、夜の歌だ。
posted by 中神謙一 at 03:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記