2015年09月02日

融ける。

雨が降りだした。

珈琲を淹れながら、コドモじみた想像をする。
それは自分に許した自由時間の中での事だ。

そこではご都合主義な三流のドラマみたいにすべてが上手くいく。
ピンチや逆境は、ちょっとしたスパイスのようで、むしろ心地よいエンディングを迎える。
人に話したら笑われてしまうような物語だ。
ボクだって笑ってしまいそうになるくらいだもの。
でも、だからこそとても甘美な物語だ。
そのまま融けてしまいたいと望む程に。


これは誰にも語らない、語ることのない物語。
引き出しの奥にそっとしまい込んで、時々一人読み返す絵本みたいなもの。
きっと人に聞かれたら、笑われてしまうだろうから。

雨音を聞きながら、珈琲を飲む。
少しだけ自由時間を延長しよう。
その分、朝まで頑張る。
posted by 中神謙一 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記