2015年09月23日

「で、キミには何ができるんだ?」

劇中でそう聞かれたことがあって、
相手役の方がまた年配のすごく上手な方だったのもあって、
毎回、ドキッとしたのを憶えている。
さりげなく、絶妙の呼吸みたいな感じで質問してくるのだ。
上手い。
その台詞が来ることが分かっていて、いつも、ええっと…となってしまう。
予期せぬ質問、みたいに。


これは台詞じゃないけれど、似たような質問で、「あなたの得意なこと(特技)は何ですか?」っていう質問ってあるじゃないですか。

困る。特にないんだよね。

ある程度のレベル、というか
技術が身につくと、それまでの自分には見えてなかった高みが見えて、
途方に暮れてしまう時がある。

そんなものは何一つない、と思っている。
卑下するわけでなく。
これが得意です!っていう人を見ると、そう言えるメンタルの強さ、つまりはこれが好きです!これを好きと思う気持ちは誰にも負けません!みたいな気持ち、自信があるかないか、じゃないかって考える。
それって素敵な事で、好きと思えることって本当に大切だし、素晴らしい。
好きと思う、楽しいって感じる。
それこそ「才能」だと思うし、そんなの誰かと比べようがないんだから。


ボクもいつか胸をはって、得意なことを言えるようになれればいいな、と思っている。
そして誰かに、あなたが一番なんだ、と言ってもらえるようになりたいなって思ってる。

いつも自問自答する。
「で、キミには何ができるんだ?」
ボクには何ができるんだろう。






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posted by 中神謙一 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記