2015年11月04日

平凡な午後

カレンダーを見る。11月4日、水曜日。
そうか、今日は水曜日。平日なんだな。

皆さんお仕事ですかね。
ボクもそうです。

公園では、ベンチに座った老夫婦が日向ぼっこをしている。
小さなこどもをつれた母親たちが立ち話をしている。
その小さなこどもたちに追い回されるように、鳩が飛んではまた違うところに降りて地面の何かを啄ばんでいる。
平日の午後。
窓越しに見えるそこは、まるで誰かが描いた平和な絵のようだと思う。
とても平凡で、凡庸な絵。
でも、それがいい。

ボクもそこに行きたいと思う。
コーヒーとドーナツを買って、
公園のベンチに座って、オレンジがかった光があたる遊具を眺めながら、
熱いコーヒーを飲みたいと思う。
そして誰かにその絵の一部として描かれたいと思う。

でもそれが出来ないことだとわかっている。
そこは彼らの場所で、ボクの居場所はないのだ。
だからボクはここからこうやって眺めているしかないのだ。
分っている。

絵に描いたような午後。
絵には入れないボク。

コーヒーがさめていく。
posted by 中神謙一 at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記