2016年04月17日

風景。

とりとめもない、雑記帳のようになってきた。
最近はオンタイムで書けないこともあったりして、時系列がバラバラだったりもする。
いっそお題をもらって書いてみるのもいいかもしれない。
そんな事を考えたりする。

   *   *   *   *

見たこともないはずの風景が、頭の中に浮かんで、それを文章や絵にしていくと、
(もっとも、それを書き記す自分の術が余りに拙くて、げんなりしてしまうことも多いけれど)
もしかしたらそれはこの世界のどこかに実在するんじゃないか?
なんて思えて来たりする。
それが存在するならば、探しに行きたい。
観に行きたいと思う。


同じ空間の中でも、客席から観る舞台と、舞台から観る客席は全く違うし、
街並みだって、夜の森の中だって、一人で見る、誰かと見る、幸せな気分で見る、悲しい気分で見る、そんなことできっとその風景はがらりと色を変えるんだろうと思う。

同じ風景が、まったく違うものに見えたりする。
当たり前だと言えば当たり前だし、この上なく不思議だと思う。

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ある、夜、帰り道のこと。
ボクが家まで歩く、その道の先に、薄くて細い三日月が浮かんでいた。
もちろん、いくつかの角を曲がり、ちょっとした坂を登ったり、建物の陰に隠れたりはするけれど、また角を曲がれば、すっと伸びたまっすぐの道、その延長線上に三日月は現れる。
それをボクはとても美しいと思う。愛しいと思う。
そう感じるのは、自分だけなんだろうか、と不思議に思う。

その三日月に向かって歩いていくのだ。
そのまま歩いていけたらいいのに。
そういう風景を、そこに感じた気持ちを、もっと書き記せたらと思う。

風景の中に、そう見えているという自分の姿を見ている。


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次は「退屈しのぎ」のこと。

posted by 中神謙一 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記