2016年07月29日

心の狭い(かもしれない)話

そのままでいいんだよ、とか。今のあなたを受け入れてあげて、とか。
それでいいんだよ、とか。間違ってないよ、とか。

言われるとちょっとイラってするんです。
そういうセラピーを否定する気は毛頭ないのだけれど。

さらには、赦す、みたいなことをいう人もいて。は?俺がいつ、おまえに赦しを請うたか?
おまえは俺の親なの?違うよね。じゃ何サマなの?神サマ?

とか思っちゃうんです。
心の狭い話ですが。
そのまま、とか、今の自分とか…そこからもっと目指す自分や、なりたいカタチや状況を目指して、もがいたりあがいてるんだよ。簡単にそのままでいいんだよ、とか訳知り顔で耳障りのいい言葉言うなよ。
てか、おまえが何を知っているんだ?…って思っちゃう。

でも、そんなセリフを書いたんだ。
本の中で。
だからこそ、そのセリフには覚悟というか、
いろんなことを考えて書きました。
   ・   ・   ・   ・
ついでに言うと――乱暴な意見(あくまで私見として)ですが、
極度に「神様に感謝ばっかりしてる人」は好きじゃないです。
感謝するなって言ってるんじゃないんだけど、
何しても、頭越しに神様に感謝されちゃうと――なんだかなって思っちゃう。

ひねくれてますか。
そうかもしれませんけど。

posted by 中神謙一 at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月27日

まどろみながら

久しぶりに見た、いい夢の中で
洞窟のような秘密の場所にボクらはいて

好きな歌、絵、場所、本、色、味、匂い、感触、人。

ボクはどうにかして、どれほど好きなのかを伝えようとするけれど、
十全に伝えることができなくて、
もどかしく思う間に、夢から醒める。

足りないのは語彙か勇気かもっと違う決定的な何かなのか。
あるいはそれらすべてなのか。

それでも。
いつか上手に伝えることができたらいいのだけれど。
そんなことを考えてしまう。
posted by 中神謙一 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月25日

見たかったもの。見せたかったもの。2

山の空気や、何かの気配や、
そこに馴染もうとする自分と、
それを拒否しようとする自己。
そんな事を考えながら石段を登る。

最初は随分沢山の人で、もう、本当にうるさかったりもしたのだけど、
千本鳥居の奥へと抜け、お山の一番上まで登るにつれ人は減っていく。
(それでも思っていたより人がいたけど)
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途中から、闇は濃度を増していく。赤と黒のコントラストが強くなっていく。
歩きながら、心は鎮まるどころかいろんなことを考え出す。

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すれ違う人の顔も見えない鳥居の回廊を一人歩いていると、
今、自分がそういう夢を見ているのかと錯覚しそうになる。

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夜が更けていく。黒が深くなる。
不思議と安らぎを感じた蛍の森を思い出して、ボクはそこにもう少し居たい、と思う。
でも、帰らなければ。まだやらなきゃいけないことがあるんだし、とボクは思う。
そう思って山を下りる。
鳥居の回廊をくぐって、日常に沈んでいく。

見たかったもの。
見せたかったもの。

物語に書く情景。
posted by 中神謙一 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月22日

夜の名残。

午前5時、の少し前。
夜が終わるその間際、太陽が顔をだすその少し前。
窓の外を見ると、空は明るく、澄んだ青で、少しピンクも混ざったりしていて。
そこに柔らかく月が浮かんでいた。
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空にはまだ夏の強さもないし、
蝉も鳴いていないし、
明るい空なのに月も薄れずに、
何だかとても綺麗で、
しばらくぼんやりと眺めていた。

それは何かと何かの間の時間だった。

昨夜、ちょっといろんなことを考えて、
少しささくれだったりした気分が、
何となく癒されるような気分になった。

ちょっと、月を眺めながら微笑んだ。
ちょっとね。
posted by 中神謙一 at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月20日

好きなことのこと。

好きなこと、ものを好きでいることより、
声を大にして、それを好きと言うことの方が難しい。
伝えることの方がずっとずっと。

少なくとも、ボクには、
嫌いな人に向かって嫌いだと言うほうがずっと簡単だ。
posted by 中神謙一 at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月18日

悩ましいこと。

悩ましい。

知人から
「3万円で羊の丸焼きが食べれます」
とメールが来た。

ほうほう、悪くない。
楽しそうだ。
でも、金額というより、何人集めなきゃいけないんだ、それ。結構な量だよね?

悩ましいところだ。

新宿にあるジビエのお店は、ワニやカンガルーやカラスやサソリが食べられる。
ジビエか?と思わないでもないが、行った人の話だと、美味しいらしい。
特にカラス。
マジか。
わーお。
気になる。
そんな高くないけど、3日前までに予約がいるのと、4名以上から。

東京に行って、さて、ごはん食べようと思っても、大抵ひとりだから行けない。
こういう時にトモダチの居ないことがネックになる。

悩ましい。

変わったものとか美味しいもの、新しい体験とか、楽しみたいんだけどなぁ。
posted by 中神謙一 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月15日

姫君の中庭。

その姫君は、自分だけの中庭を持っていた。
それは王様から与えられたものではあったけれど、姫君のものだった。
その中庭は――前提として、あるいは礼儀として――王様もお后様も勝手に入ってはいけない場所だった。
姫君の許しなく、高い城壁に囲まれたその中庭に、自由にやってくることが出来るのは、鳥や蝶くらいのもので、その中庭の一角に、落日花は咲いている。

落日花は、夏の一時期、日暮れから夜明けまでの間、
沈んだ太陽の代わりのように、夕焼け色の花を咲かせるのだ。

滴るような緑とか、土の匂いとか、
夏の日差しが描く影のアーチとか。

そういうものの描写が、イメージに追い付いていなくて、
語彙の無さにへこんだりもするけれど、
日に焼けた肌を癒すように撫でるように、少しづつ書き進めていく。

最後の一小節までイメージは決まっているのに、難しいものだ。
この夏に書き終わるのかな。
posted by 中神謙一 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月13日

あこがれ

あこがれの人に逢えるって、
きっとすごくうれしいことなんだろうなあと思う

どきどきしたりとか?
わくわくしたりとか?

あこがれのシチュエーションっていうのはわかるんだけど、
誰かにっていうのがピンとこなくて、想像するしかないのだけれど。

あこがれの人っていうのは
大好きな人っていうのとは少し違うんだろうか。

逢いたい人に逢える喜びとか、
どきどきとか、
わくわくとか、
そういうのに似てるんだろうか。
でも、同じじゃないよね、きっと。

誰かにあこがれるってどんな風なんだろう。
想像してみる。
posted by 中神謙一 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月11日

グッドニュース、バッドニュース。

テレビをつけると、うんざりするようなバッドニュースが、
それこそうんざりするほど流れている。
それも関係ない他人事な事件が沢山で。

それに比べてグッドニュースはあまりに少ない。
少なくとも、ボクが見聞きする中では。

「良いニュースというのは、多くの場合小さな声で語られる」
確か村上春樹が書いていた。
誰だっけ。加納マルタのセリフだっけ。(クレタだった?)

そうかもしれない、とボクも思う。

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外が青くなって、いろんな音が沈んで消えて、
眠る前の、静かな時間。
蝉もまだ鳴き始めていない、夜の終わり、朝の手前に、耳を澄ませてみる。
日常という喧噪に掻き消されて、聞こえなかったグッドニュースを聞き取ろうと耳を澄ませてみる。
眠りに落ちる前に、少しだけ。
結局のところ、それは自分の中の声を聴くということで、
身勝手なボクの、自分勝手なグッドニュースなのかもしれない。

それでもいいじゃないか、と思う。

一日の終わりに、あるいは始まりの前に、
少しくらいのグッドニュースを求めたとしても。
posted by 中神謙一 at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年07月08日

七夕でしたね。

ボクは短冊を貰ったんだけど、結局願いを書かないままだった。
ちょっとした願掛けみたいなものだ。
書かなくても忘れないし、薄れるものでもない。

昨日、東京は不思議と涼しくて爽やかで、
夜道をぶらぶらしてても気持ちよかった。
天気予報もいい方にはずれてくれた。

見上げた夜空は万遍無く薄い雲に覆われていて、星なんて一つも見えなくて。
コドモの頃は、曇り空だと彦星と織姫が会えないと思っていたけれど、
今はそんなことないだろうと思う。

昨夜、ツイートもしたけれど、
あの薄雲の上には、きっと星海が広がっているだろう。
見えない星は、皆あの雲の上で瞬いているんだろう。
下界を覆う薄雲のお蔭で、彦星と織姫は、一年一度の逢瀬を誰の目も気にせず楽しめるだろう。

そうやって、逢いたいって願って、一年に一度逢えるなら幸せだろうと思う。
そんな事を考えた。

一年に一度でも、ずっと薄れることない気持ちがあって、
それを持ち続けることができる人って、きっと沢山はいないだろう。
ましてや、相手もそう思ってくれるなんて奇跡は、
それこそ星の数の分母で、分子はいくつになるだろう?

七夕のお話は、結構好きな物語だ。
綺麗な絵が浮かびます。そんな絵を作りたくなる。
七夕伝説だと、鵲が橋をつくるんだけど、ボクの中では、星の運河を渡る舟のイメージ。

妖精チャックと星の舟。
http://kamigatari.sblo.jp/category/3887687-1.html
2年前に書いたおとぎ話みたいなお話。
お暇な時、良かったら読んでみてくださいね。
posted by 中神謙一 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記