2016年08月09日

グロテスク。

先日書いたプロットの一つのタイトルを、仮で「羊の家」にした。
もう一つの物語のタイトルを、仮で「RogueWisper」にした。

どちらにも感じる切なさを悲しさ、儚さと美しさ。
でも――それよりもなによりも、そこに感じるグロテスクさ。
それが何に端を発するものなんだろうと考えていた。

ボクの書くプロットは、本当にただの骨組み、メモでしかないので、
実際に書き始めればどんなふうに彼らが動くかはわからないけれど、
裏を返せば、今、それほどにグロテスクな何かが記されているわけではないにも関わらず――そこにそういうものをボクは感じてしまう。

なんだっけな。
こういうの。
似た感じがあったんだけどな。
そう考えて「人間失格」の中の一節を思い出した。

ああ、そうだ、あの感覚に近い気がする。
太宰治がどんな気持ちで書いたかは知らないけれど、
ボクがそれを読んでイメージした感覚に。

いつ、書けるかみ未定だけど、確かにボクの中に根を伸ばしている。
posted by 中神謙一 at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記