2017年03月04日

ナポリタン

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小さいころ、スパゲッティと言えば、真っ赤なナポリタンのことだった。
ミートソースだってナポリタンのバリエーションだと思っていた。
きっとそういう人って多いと思う。
違うかな?

大人になるにつれ、色んな種類のスパゲッティを食べ、パスタを食べ、
様々なソースを知り、けれどたまに無性に食べたくなる、それがスパゲッティ・ナポリタン。

ボクは一時、美味しいナポリタンを作ろうと様々な試作を行ったことがあって、
酸味を飛ばすためにケチャップを炒める、とか、
水切りした絹ごし豆腐を少し加える、とか、
フレッシュなトマトを加えるといい、とか、
そういう色んなことを試してみた。

美味しく出来る時もあれば、そうでもない時もあった。
(そんなに不味くなるようなものではない。材料や調味料的に。)
で、考えてみるに、ナポリタンという食べ物は、喫茶店で――熱く熱した鉄板のプレートに乗ったりしたやつを食べるのが一番美味しいんじゃないだろうか、と思った。
スパゲッティ・ナポリタンとは、そういう、その一品だけじゃなく、様々な要素が味のイメージを支えている食べ物なのだ。
思い出の一品、みたいな。
別にナポリタンに大した思い出はないけど、そんな気がする。

でもね、無性に食べたくなって、また作ってみたりするんだよね。


4月から稽古が始まる「語り部たちの夜-空-」は、そんな周りの要素が色んな味をつけて、支えてくれる舞台にしたいと思っている。
楽しみだ。
楽しみにしててね。
posted by 中神謙一 at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記