昨日、語り部たちの夜-空-の稽古がスタート。
昨日今日の二日間はまずはアンサンブル稽古で、
台本読みはなく、まずは動きとかイメージとか、
今回ボクがやりたかったこと、やりたいことなんかを、稽古前に確認作業――みたいなことをする日。
その辺りのことは、ケイコバブログをチェック!
まもなく更新されるはず!http://stn-diary.sblo.jp/
で、空っぽ、のこと。
今回の舞台は空っぽの男の心のお話し。
ヒリヒリと痛いほど沁みるセリフとかが個人的にはあるんだけれど、
その「空っぽ」を描くために、その中身は濃密に濃密に詰め込んでいく必要があるって思ってて、
その中身はみっちりと詰まっているからこそ、
観客はそこに何も入っていないんだと錯覚する、そんなことを考えた。
ちょっとトリックアートみたいな、そんな感じ。
空っぽが埋まったら、きっと新しい空っぽが待っているのだけれど、
ボクはその空っぽさ、というか空虚さというのがそんなに嫌いでもなくて。
その空虚さを探す旅の始まり。
さあ、今日も稽古へ。