2019年08月14日

もうひとつの。

2014年に上演した際は、きっともう2度とやることはないのだろうな、と思っていた。
その本が再演の機会を得たことはとてもうれしい。
けれど改めて本を読み、歌を聞き、キャスティングと照らし合わせていくと、
色々な変更が出てくる。
変えよう、と思う部分がみつかる。

それは稽古が始まる前にわかっていたこともあるし、
稽古を進めていく上で見えてきたものもあるし、色々だ。
今回、初めての劇場で、初めてのスタッフもたくさんいる中でつくっていく舞台。
勝手の違い、みたいなものもある。
その中で、ボクはこの「Flower」という舞台を、
2014年に枚方で作ったときのイメージを引きずるんじゃなく、
でも、意識的に違うものにするわけでもなく、
もうひとつの「Flower」にしたいと思っていた。

これはもう枚方の町のお話ではないけれど、
それでも、どこかの町に暮らすこどもたちの、
友達たちとの夏休みを描いた、
もうひとつの「Flower」という物語だと。
それこそ2014年にこの舞台を枚方で観た人たちにも観てほしいと思う。
もちろん、観たことのない人にも観てほしいと思う。
きっと、どこの町にもある物語だと思うんだ。



posted by 中神謙一 at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記