2015年05月22日

共鳴


りーん、と響くような感じで見上げた空に、
細い三日月が浮かんでいた。
ゴンドラのような綺麗な三日月だった。

いつも、月を探してしまう。
呼ばれて、呼んでいるような気がしてしまう。
月に?
わからないけれど、確かに、何かに。


浅い夢の中で、遠くで誰かに、
あるいは何かに呼ばれているように感じていたけれど、
それは単なる錯覚で、
思い込みや、はしかみたいなものなのかもしれない。

呼ばれているんじゃなくて、
呼んでいるのかもしれない。
ボクの方が。
そう、きっとそうなんだろう。

いつも。
喉が嗄れても。
声が涸れても。
震わせるべき音叉が見つからなくても。

ゴンドラが空を渡っていく。
posted by 中神謙一 at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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