久しぶりに使ってみる。
長ネギを切って鍋の底に並べる。
塩コショウした鮭を、その上に載せる。
周りに適当に野菜をおく。
とりあえずエリンギをおいてみる。
マッシュルームとかあればよかったな、とか考えながら、
軽く酒をふって、火にかける。
弱火でゆっくりと火にかける。
鍋を火にかけてる間に、茄子に塩をふる。
蒸したじゃがいもをアルミホイルに包んで焼く。
オリーブオイルとバルサミコ酢とマスタードを混ぜる。
塩をふった茄子をあえる。
焼きあがったじゃがいもにバターとわさび漬けを乗せる。
ビールを飲みながら、そいつらを摘んでいると、タジン鍋がカタカタいうようになる。
春菊を乗せて、もう少し火にかける。

ビールの後に日本酒を飲む。
頭の中で考えごとを解体したり組み上げたりする。
レシピを見ながら作る料理が苦手で、
気の向くまま、思うままにつくることが多い。
〆にわさび漬けのお茶漬けを作る。

何日ぶりかにお米を食べた。
「全てのレシピに共通するのは、『誰かのためにつくる』という気持ち。美味しい料理を作る一番大切なポイントなんだ」というのは本当だろうか。
それがたとえおにぎりでも、サンドイッチであっても。
美味しくなるのかな。
それは作る側のボクにはわかんないのだけど、
そうであったらいいな、と思う。