2016年05月11日

おとぎばなし。

雨上がり、雲の隙間から顔を出した太陽を見た。
迷子だった太陽に、久しぶりに会ったみたいな気がした。
初夏の太陽みたいなレモンのオイルパスタを食べたことを思い出して、一人でクスリとなった。
IMG_0038.JPG

StageLABO.04で上演した台本「妖精チャックと迷子の太陽」を、
脚本ではなく物語に書き直している。
上演の際にはコドモたちが、劇中の効果音を奏で、演じていた物語を、今度は読み物の形にしている。

読み返しながら、ああ、こんな話だっけ、とか思いながら、削ったり足したり。


舞台でやる時には、ある程度の長さであったり、参加者の人数であったり、
いろんな要素を考慮して作っていた部分もあるし、
実際に上演してみて、もっとこうしたいな、とか、
ああしたいなっていう部分も出てきたし。

この物語は後に「妖精チャックと星の舟」という続編につながり――
それは枚方こどもミュージカル「Flower」という劇中での小道具として登場したし、
一説を引用したし、泥縄的にブログでも連載した。
さらに「妖精チャックとクリスマスプディング」、
「妖精チャックとお化けカボチャ」というお話にもなった。
でも、最初のこの「迷子の太陽」は脚本形式しかなくて、
ちょっとした思い付きがあって、今回書き直そうと思った。
考えていたより迷う作業だけれど。

どうやらボクは、アレンジとかが苦手(薄々はわかってたけど)で、作ったら、あとはもう……みたいなところがあるんだな。本当、時には自分の書いた物を、他人の書いた物のようだとすら思う。

学校のテストで、作者の意図を答えよ、なんて問題を出されてもきっとわからないと思う。
(大体あの問題に一体どれくらいの意味があるのだろう?)


人には向き不向きがある。
ボクには生み出すことはできても、育てることはできないんだな、と思う。


そんなわけで、今、おとぎ話のような物語に取り組んでいる。
文学、小説、絵本、漫画、映画、アニメだってなんだって、
それにしかない魅力や効果・効能みたいなものがある。
おとぎ話にももちろんそれがあるのだ。


次は「余裕」のこと。
posted by 中神謙一 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/175242176
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック