2016年12月20日

お好み焼き

大阪と言えばたこ焼きとお好み焼きである。
大阪人の家には一家に一つたこ焼き器があり、
お好み焼きには誰もがこだわりと一家言をもっている、という。

粉もんの町、大阪。

ただ、ボクはそういうのあんまりないんですよねぇ。
たこ焼き器も持ってないし、
お好み焼きも最後に食べたのはいつだっけ?というくらい。
お好み焼き定食も食べないし、
たこ焼きもお好み焼きも好きなんですが、割となんでも美味しくいただきます。

好きな具材をいれ、好きに味付けできるからお好み焼きというんだとか。

そもそもお好み焼きの起源は千利休が作った「麩の焼き」らしい。
「麩の焼き」から「助惣焼」が生まれ、この「助惣焼」が
「どら焼き」と「お好み焼き」の起源となったそうな。

へえ。

個人的な感想ですが、カレーとラーメンとお好み焼き・たこ焼きって、
そんな不味いものってあるかなあ、というくらいに、普通にいただける。
どう作ってもそんなに不味くなるものだろうか、と思う。
もちろん、美味しい!ってお店はあるので、何かコツや素材の違いはあるのだと思うのだけれど。

と、そんなボクですが、久しぶりにお好み焼きを食べました。
ボクは初めて行くお店でしたが、一緒に行った二人はその店が美味しい、と知っていて、
「あそこはどう?」「ああ、あそこね!」みたいな感じにお店が決まり、ボクはそれに従う感じ。

確かにおいしうございました。

でも、食べ物って、その時のシチュエーションが重要ですよね。
誰と、どんな風に食べるのか。
その時、どんな気分で食べたのか。

以前食べたもので、とても美味しかったもの。
そういういくつかの思い出深い食事も、
今、食べたらどう思うんだろうか。
違う味に感じるんだろうか。
あの時みたいに美味しく感じて、
あの時みたいに楽しくなるんだろうか。
そんなことを考えた。

お好み焼きといえば――ボクが美味しいですよって人に教えるお店が鶴橋にあります。
長らく行っていないけど。
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2016年12月17日

N-Trance Fish

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昨夜ABCホールで観たNトランスフィッシュの公演は、
観劇というより体感するようなステージだった。
音がビリビリくるし、ダンサーの振動が伝わってくるようなステージだった。
サイコロがキーアイテムとして構成されたステージは、人生の様々な分岐点を描いていた。

マウスの早川丈二さん(この人はチャーミングな表情をする。お客さんとの垣根、みたいなものをすっとすり抜けることが出来る人だ)演じる男と、
神田直子さん(いつも思うのだけど、神田さんは踊っている時、とても大きくみえる。そしてしゃべらない彼女が初々しくキュートで、そこからの空虚さへの変化とか素敵だった)演じる女が、
出会い、結ばれ、大切な存在を喪失し、すれ違い、破局しそうになって、再生する―という(ボクにはそう感じた)物語だった。

台詞はほとんどない。
丈二さんしか話さない。
他はすべてダンサーたちの動きや表情。

差し込まれる映像も面白かった。
そしてとても照明が美しかった。
とてもとても美しくて、ダンサーたちの姿がより美しく感じた。

終盤で今までのシーンが一気にショートバージョンで一気に流れる。
まるで走馬灯のようにフラッシュバックする。
それが圧巻だった。
そして、しっとりとしたエンディング。


実は主宰の尾沢奈津子さんとは、一度だけお会いしたことがある。
憶えてらっしゃらないだろうけど、ずっとずっと昔、まだ大丸劇場がそごう劇場だった時、大垣くんとしたアストロ・ノートという舞台に来て下さって、楽屋で少し感想を伺った。
(大体あの時はボクの芝居や大垣くんの歌よりも、小道具のコンピューターへの称賛が圧倒的だったけれど)
その時、しなやかな人だな、と思った記憶がある。

今回のステージで、やはりしなやか、不思議な動きとシルエットを作っていた。
いい刺激をいただきました。

どんな風に構成して、レッスンして作っていくんだろう。
観に行きたい。
posted by 中神謙一 at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月15日

恩田さんの話。

「〇日に大阪にいくから、ご飯でもどうですか。」
と恩田さんからメールをいただいて、渡りに船とばかりにOKの返事をした。
と、いうのも「蜜蜂と遠雷」を読んで、聞きたいことがあったからだ。

で、当日。
お酒を飲みながら、恩田さんに、読んでて気になったことなんかを聞かせてもらって、

ああ、やっぱり!とか、
え?そうなの?とか思ったりする。

それにしても。

恩田さんの本「Q&A」は初めて読んだ時に自分でこれを舞台にしたい、と思った。
それを実際に昨年(2015年に)舞台でやらせてもらったわけだけど、
今のところそれ以外の本を舞台でやりたいと思ったことはない。
面白いと思って読むし、映画として撮ってみたいとは思うかもしれないけど、
他の作品を舞台にしたい、とは今のところ思わないのだ。
これは単純に、自分の好みというか、フィーリングというか、
そういうものだと思うし、基本的に、ボクは自分の書く物語を形にしたい人間だからだろう。

けど――恩田さんと話していて、そこで聞くプロットやアイデア、戯曲としての構想を聞くと、
それをやってみたいと思う。

そういう、波長というのがあるのだ。

恩田さん、言ってた本は進んでますか。

会うたびくらいにボクは編集者の人みたいに言う。

うん、やってるよ。

その度に恩田さんはそう答えながら、飄々とビールを飲むのだ。
posted by 中神謙一 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年12月13日

某撮影と可動域のこと。

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某企画で某所にて撮影。
面白かったです。
中々がんばったんじゃないでしょうか!(ボクじゃなくて)

まだ観てないし、これはもしかした単なる内輪受けかもしれないけれど、
それでも結構面白かった。
早く完成したのを見るのが楽しみです。

こういう思い付きの一つひとつを、フットワークよく実行できるように心がけたいなあと思う。
それには何が必要で、何が不必要なのか、なんて考える。
体力や資金が必要なのはそうだろう。
あるに越したことがないものだ。
でも、やっぱり何より大切なのは、
そういうアイデアを出せる頭の柔らかさ、心のしなやかさ、じゃないだろうか。

関節とかと同じで、頭や心にも可動域というのがある。
歳を取ったり、トレーニングをおろそかにしていると、
その可動域はどんどんと狭まって、いずれ固まってしまう気がする。

やわらかく、しなやかに。
そしてできることならば、いつも楽しく。
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2016年12月10日

冬支度。

夏よりも何倍も冬が好きだ。
ボクの好きなひとは冬が嫌いだけれど、
ボクはそれでも冬が好きで夏が嫌いだ。

もちろん、寒いのが好き、というわけではない。
暑いのが嫌い、というのが大きな理由でもあるのだけど、
冬の空気とか、食べ物とか。
温かい布団の中で惰眠をむさぼっている朝の時間とか。
そういう色々を総じて、冬が好きなのだ。

出来ることなら、冬、暖かい家の中から出ずに過ごしたい。
夢の一つに、冬の北海道で(ミステリーに出てくるような)雪にとざれ外界と遮断されたロッジみたいなところに籠りたい、というのがある。
ぱちぱちと暖炉では薪が燃えていたりするのだ。
勿論、食料とかは無くならない程度に(勝手な話だけど)。

そして冬の晴れた日、空気は冷たいけど、不思議と寒さが穏やかな日には、
お気に入りの手袋、マフラー、コートを着込んで散歩をする。
冬の晴れた日は、特別な気持ち良さがある。

冬支度をしていると、いつもそんなことを妄想する。
わくわくする。

新しいコートを出す。
手袋とマフラーを出す。
暖房器具を点検して、オイルヒーターを買おうか検討する。
ラグを敷いて、冬用のカーテンに変えたいな、と考える。

冬支度しなくちゃ。
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2016年12月08日

寺田くんの話。

ずっとずっと昔のこと(当たり前)だけど寺田くんとは同じ中学だった。
と、いうか小学校も高校も同じだったことを、話していて思い出した。
(どうなの、ボクの脳みそ。)

正直言うとあまり覚えていないんだけれど、寺田くんは陽気な子だったと思う。
ひょうきん、と言えばいいだろうか。
とにかくそういう、クラスで皆に愛されているようなメンバーだ。

ボクは当時からコミュニケーションが苦手で、バリバリのインドアで、
中学校では何だか先輩には嫌われてて、今と同じ、ある種のシャイさが(いや、マジで)邪魔していたこともあって、クラスでは端っこにいる打ち解けないヤな感じのヤツだったと思う。


で、そんな寺田くんが、今はプロのカメラマンとして活躍し、
先日賞を取ったのをFacebookで知り(人を介してトモダチにはなっていた。会ってないけど)、
すごいなあーと思っていると、急に思い出したエピソードがあった。

そのエピソードというのがとてもとてもくだらなくて、
本当にあったことなのか確認したい気持ちと、
あの寺田くんがどんな写真を撮っているのかを知りたくなって、
突然アポをとって、彼のスタジオにお邪魔してきました。

突然のアポに、気さくに応じてくれてこれまた寺田くんの人柄をみた気がした。
ボクなら変な勧誘じゃないだろうかって思う。ツボとか買いませんよ、ってなる。
それにしても、実にもう20年ぶり以上の人に会うというのは、
ボクなんかからすると、初対面に近くてドキドキするけど。

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スタジオで、ビールを飲みながら――おつまみまでいただいて、何の手土産も持ってきていなかったことに気づいた。やれやれ、まったくボクは――見せてもらった彼の写真は、ボクが抱いていた彼へのイメージと全然違って、
「え?こんな人だっけ?」って思うものだった。
第1弾、第2弾、第3弾。
どれもテイストは変わるのに、変質的なこだわりが面白い。
良い意味で変態的なこだわりで、何だか知らない人(20年以上ぶりなんだから、知らない人みたいなもんだけど)みたいだった。
ただ、ボクはカメラのことはわからないけれど、ボクがお世話になったり、なっているカメラマンの人たちも、みんなそういう表面では見えなかった「その人」みたいな部分が写真に見える時があって、面白いなって思う。
それは写真だけではなく、何かを作る人みんなに共通することなのかもしれないけど。


それにしても、カメラや写真の話をするときの寺田くんは、
中学生の時、電車で■■■■を■に■■■■、■■■■で
■■■■■■■■■■■■■■、■■まくってた同じ人には思えなかった。

とてもとてもくだらない(確認したら彼もうっすらと覚えていた)エピソードが、
ボクの妄想じゃなくってよかった。
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2016年12月06日

AIのような。

ボクはあまりわからないのだけれど、
どうやら色々と足りてないようだ。
思いやりとか、配慮とか、心配りとか、そういうものが。

あるいは過剰なようだ。
思い入れとか、期待とか、失望とか。

自分ではわからないけれど、今に始まったことでもないし、
割と昔から言われていたことでもある。

人の話していることや考えていることを、
理解しようと(たとえ結果できなくても)しているつもりではあるけれど、
ボクのそれはどうも違うらしい。

違う意見や見解を、ああ、そういうものなのか、
ボクには理解できないが、そういう人もいるのだな、という分類をすることは、
理解ではないという。


「あなたを見ていると、作られたばかりのAI(人工知能)が人間の思考をサンプリングしているみたいに見えるわ。バランスが悪いのか、偏っているのか、あるいはフラットなのか。とにかく。たまに人間としゃべっている気がしなくなる。」
実際は大阪弁でしたが、そんなことを言われたことがありました。
ちょっとしたショックと、同時になるほどと腑に落ちた感もあって。

その人は改まってこう言った。

赤いリンゴを赤いリンゴと指さすように、人の弱さや傷を指さしてはいけません。

確かに、ボクにはそういうところがある。
言いたいことはそこではなく、その先なのだけれど、
ある人には、そういうところに引っかかって先に進めなくなる。聞けなくなる、と言われた。

あなたは共通のコードを探さなくてはいけない。
世界とつながるためのコードを。

まったく、うまいこという人だ。
ドライアイス、と言ったのもこの人だった。
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2016年12月03日

お正月みたいな朝。

毎年思うし書いているけれど、
冬の、晴れた静かな午前中ってなんだかお正月みたいな気分になる。
寒いけれど陽の光はあたたかく、
空は青く高く、外には人の気配もない、そんな朝。
ボクの住んでいるところは、
時折そういう、みんなそろって寝坊したみたいに、
しん、とする日とかあって、
なんだかお正月みたいだなって思う。

今日の朝もそうだった。
コーヒーをいれて、サンドウィッチをつくって、
ピクニック気分でパソコンの前に座り、
メールを返したりしながら食べた。
行儀悪いけれど。

窓の外を見て、「お正月みたいだな」って思った。
本当にお正月の時、あんまりそんなこと考えないんだけれど。
ああ、ボクがふっとそう思うお正月は、
ずっと昔の、ボクがコドモだった時のお正月なんだなって思った。

オトナになって、あの時よりもいろんなことが出来るようになった。
コドモの時は、今出来ないようないろんなことが出来てた気もする。

それにしてもなんだかとても綺麗な空だ。
見ました?
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2016年12月01日

12月の始まり。

2016年、最後の月が始まって。
今日は劇団の打合せをして、6月の「語り部たちの夜-空-」、
そしてそのあとの「座敷おやじ」の公演について色々話した。

12月っていまだにSANTA×CROSSのイメージがあるもんだから、
何だか少し落ち着かない。
そして年末はいつも、何かやり残したことがあるような気分になるんだけど、
12月が始まった、という今日はそんな風に考え出す、その最初の日でもあったりする。

今月は劇団として事務的なことを進めるので、
忙しいといえばきっと忙しい。
でも暇と言えば暇でもある。
これは単純に物量やスケジュールというより、主観体感によるものなんだと思うんだけれど、とにかくそう感じる。
そしてちょっと思うところもあって、
暇だ、とか、
退屈だ、とか、
そういう言葉を口にしないようにしてみることにした。
とりあえず、年内は。
これ、目標ね。

忙しいって、胸張って(?)言えるくらい充実できるといいのだけれど。
そう、最近「忙しいってなんなんだろうね」って考えたりしてる。
ああ、何も考えられなくなるくらい忙殺されたい。
スノーボードで滑ってる時は、何も考えなかったな。
あんな風に。

posted by 中神謙一 at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月29日

新しいお話。

新しいお話を思いついたときの、
そのイメージを誰かに話すときの、
ドキドキする感じって、
他のどんな時とも違う。

それは本番前のものや、
テストなんかの結果発表を待つ時のものとも違う、
大きくはないけれど、不思議な高揚で、
それが話しているうちに、大きく輪郭をはっきりさせていく。

そういうのって、とても楽しい。
誰でもいいってわけではなくて、
それを聞いてくれる人っていうのが大切。
語り手と聞き手。
その二人の間で、物語は揺れて大きくなっていく。
そういう、話したい人に出会えるかが、とても大事な気がする。

語りたい人っていうのは、
話しかけたいと思う人っていうのは、
かけがえのない存在なんだなぁと思う。
勿論、その内容や時々で違うとしても。

逢えなくなったとしても、その人に向かって一人語りかける時もある。
誰でもいいわけじゃない。
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2016年11月26日

雨の土曜日。

気が付くと雨が降りだしていた。
雨の音がする。雨の土曜日。
昼間あんなにいい天気だったのにね。

自分の中に向いているな、と思うことと、
向いていないな、と思うこととがあって、
そういうところ(きっと誰にでもあるのだろう)と、どうやって折り合いをつけていけばいいのだろうって考える。
みんなはどうやっているんだろう。
向いているところだけでやっていければもちろんいいのだろうけど、なかなかそうも言ってられない。
自分の不得手な分野や、未知の部分、向いていないものや考え方を理解しようとは思うのだけど、やっぱりそういうのって難しい。

雨の音がする。
雨の音がシャワーの音に混ざって豪雨みたいに聞こえる。
でもまぁ仕方ない、と考えてみる。
変わることはいくらでも変わるし、
変わらないことはきっと変わらないんだろう。
百年前からこの雨音が変わらないみたいに。

そもそもボクの不安はそこではないんだ。
明日は日曜日。
きっと雨の日曜日になるね。

お休みの方はどうぞよい週末を。
お仕事の方は頑張って。
posted by 中神謙一 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月25日

予定を変えて。

昨夜ブログを更新できなくて書こうと思ってた内容は別にあったんだけど――ちょっと予定を変更。

TLで見て、それがあんまりにキュートだったので、
想像して、ひとりでときめいたってことを、こっそり書いておく。

ああ、もう、少女漫画じゃあるまいし。
おとぎ話でもあるまいし。
それでもその姿を想像すると、滅茶苦茶ときめく。
ただそれだけなんだけど。
こんなこと書かれても、きっとみんな訳が分からないだろうけど。

そういう風に、いつも心が動く毎日を送れるといいなって思う。

空気は冷たいけれど、外はいい天気だ。
あったかいスープを飲んであったまって、
心も動いてあったまったような気がする。

ダラダラしたかったけど、予定を変えて、がんばります。
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2016年11月22日

絵を描く

これ、7月だ、たしか。
ネットでみかけて面白いなって思って、ちょと試してた。
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同じように、ネットで見かけた絵を描いている。
きれいだなって思って、自分もしたくてまねっこしてみる。

花がしおれて花弁がちる。
その散った花弁を最後まで慈しむように、絵を描いてみる。

もっと上手くなれたらいいなあ。
絵も、言葉も、何もかも。
もっと上手くやれたらいいのになあって思う。

posted by 中神謙一 at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月19日

祈るように、呪うように、想う。

うなだれる赤い花を見つめながら、
ちょっと色々思い返して、
憧れとか、少しの恨めしさとか、
優しさとか残酷さとか美しさとか、
そういう色んなものが綯い交ぜになって、
思い返すと苦しい気持ちになるけれど、
それでもやっぱりあんなドンピシャにはまる人はいないなって思うと、
特別という言葉は他に当てはまらないんだなぁと感じる。


圧倒的に蹂躙された。
せめてもボクもまたそうでありますように。

それなりの時間が経っているのに
鮮烈さは今もそのままだ。


祈る。
何に祈ったらいいのかわからないけど。
穏やかであってほしいと思うのに、
時折身悶えるくらいに苦しんでほしいって思ってしまう(笑)
そんな人、他にいないな。
祝福と、呪いを、綯い交ぜに、いつも想っている。
posted by 中神謙一 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月17日

明日の宣伝など、少し。

明日、11月18日はこんなイベントがあります!
先日音声解説の収録があった、映画「ナイトミュージアム」、その上映会。
ボクもすこし協力させていいただいています。
このイベントでは、視覚に障がいを持つ方にも楽しんでもらえるよう、音声解説付きで映画が上映されます。

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↑チラシ。

このイベント、なんと無料。
そして一般の方も観れるそうです。
同時開催の企画として、国立民族学博物館准教授・広瀬浩二郎さんによりトークショーも。
広瀬さんは「さわって楽しむ博物館」など多数の本を出版され、ユニバーサル・ミュージアムを研究されている方です。


視覚に障がいを持たない方でも、音声解説付きの映画を体験するいい機会じゃないだろうか。
ご興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひ行ってみてください。
そしてお知り合いに興味のありそうな方がいらっしゃいましたら、教えてあげてください。
小さなコドモも楽しめる映画です。

今回、音声解説は枚方こどもミュージカルで歌唱指導を担当してもらっていた夛田さんにお願いしました。
実はちょっぴりだけボクの声も入ってます。
きっと誰もわかんないだろうけど(笑)

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以下、ホームページから(http://www.iccb.jp/uploads/9fdcc3cf076f0b4d5ec0da702cc96d7b.txt
日本ライトハウスバリアフリー映画会〜「ナイトミュージアム」&広瀬浩二郎トークショー
大ヒットコメディ映画「ナイトミュージアム」を音声解説・日本語字幕付きで上映します。
 映画は、ニューヨークの自然史博物館を舞台に、夜間警備員となった主人公が、夜になると動き出す展示物の大暴走や博物館を揺るがす陰謀に立ち向かうさまを描いたファンタジーコメディ。
 同時企画として、「さわって楽しむ博物館」など多数の本を出版され、ユニバーサル・ミュージアムを研究されている広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)によるトークショーを行います。この秋、私たちがまだ知らない博物館の世界にふれてみませんか。
 日時 11月18日(金)12時30分から16時(開場12時)
 場所 玉水記念館大ホール(大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」南改札を出て、8番出口から西へ80m)
 参加費 無料(要電話予約)
 定員 先着200人
 申込 電話で予約受付。10月25日(火)9時15分から、当館総務係(電話06−6441−0015)まで。氏名、電話番号、ガイドの有無をお知らせ下さい。ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。
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2016年11月15日

笑いたいヤツには笑わせておく。

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ABCでの打合せでした。(昨日もABCホールに来たな…)
座敷おやじ舞台化にむけてのスケジュールとか、
段取りとか、とか・とかの打合せでした。
劇団としては2017年6月に公演が決まっているわけで、
そのあとの劇団のスケジュールと、ホールの空き状況などをすり合わせさせてもらった。

来年の話をしたら鬼が笑う、なんて言いますが、
さすがにもう11月。そうそう笑われることもないだろうと思う。
てか、再来年の話だってあるわけだし。

笑いたいヤツには笑わせておく。
笑われたって、平気でいられる。
きっともうしばらくは。
だから今のうちに進むんだ。

タイミングよく、行列が途切れたラーメン屋さんに入った。
金色貝そばですって。
なんかしゃれてるよね、最近のラーメンは。
おいしい。
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2016年11月12日

冷蔵庫が壊れた話。

冷蔵庫が壊れました。
扉を開けると明かりはつくけれど、冷えない。
当然、冷凍食品は自然解凍されていく。
アイスや氷は液体に姿を変え、
鈍器のように硬かった冷凍肉はぐんにゃりとして、
やる気のない夏場の猫のようにぐったりとしてる。

不思議なもので、冷蔵することが出来なくなった冷蔵庫というものは、
ひどく不吉な別の物のように見える。
まるでちょっと勘違いして作られた仏壇のようだ。
生きていないもののための頑強な箱。
あくまでボクの感想だけど。

夏場じゃなくてよかった、と思いながら、冷蔵庫の中のものをサルベージしていく。
姿を変えたアイスや冷凍食品は廃棄し、自然解凍された肉などを並べてみる。

バターやチーズ、牛乳は廊下に並べ、野菜は籠にいれてその横に置く。
冷蔵でも早く使ったほうがよさそうなものをチェックし、
あるものは茹でられ、あるものは焼かれ、あるものは燻製され、
保存食に姿を変えていく。

あたりまえだけど、そういう作業はそこそこに時間がかかる。
やれやれ、と思って、その日の予定をキャンセルし、
冷蔵庫の追悼にあてることにする。

食べたいものを作るのではなく、
冷蔵庫にある食材を日持ちのする形に加工していくための作業なので、
あまり選択の余地もない。
昼間からお酒を飲みながら、それこそツマミみたいなものばかりを作る一日。
パーティのような一日。
まったく、大変な一日だった。
でもちょっと面白かった一日。

なんというか、クーラーやテレビが壊れるより、
冷蔵庫が壊れるっていうのは困るものだな、と改めて思った日でした。
それなりに高い買い物になるし、
設置も結構大変だった(業者さんがしてくれたわけだけど)し、
そんなに食材がたくさん入っているわけじゃないにしても、
それを一斉に使わなきゃいけないっていうのは中々ない状況なので、
ちょっと困ります。わらけたけど。

これからは困ったことが起きた時に、
「冷蔵庫が壊れた時と比べて」という一つの基準が出来たので、
それはそれでいい経験になったと思う。
その内セリフでも書くかもしれない。

「食材がたくさん入った冷蔵庫を想像してみろ。次にその冷蔵庫が壊れたところを想像するんだ。な?それに比べりゃこれくらい、なんてことないだろう?」

みたいに。

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2016年11月10日

美しい言葉。

例えば誕生日の「おめでとう」とか「ありがとう」とか。
そういう特別な言葉ってある。
ある特定のキーワードみたいな、人によって自分に響く言葉もあると思う。
王羲之の文字とかも美しいと思うんだけど。

そういう美しい言葉。
黄金色の美しい文字。
焦がれるほど欲しいと思っていた言葉に、なぞる指が震える。
値千金ってやつなのか。
こんな風に美しい言葉と文字を生み出す指に、脳に、触れたいと思う。
やっぱ好きだな。
posted by 中神謙一 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月08日

欠点。

誰にだって欠点はある。
ボクにだってある。
多分、たくさんある。

別に開き直るわけじゃないし、治せるところは直していきたいと思ってもいるけれど、
本質的に、あるいは先天的にどうしようもないように思える部分があって、
どうしたらいいのだろうな、と考えてしまう。

そういう一種のもどかしさ、みたいなものは、
中々他人には理解されない。

そんなことをつらつら考えていると、欠点という言葉は、改めてはうまい言葉だと思う。
長所とか短所とかと少し違う。

そこは欠けている部分なのだ。
三日月のように、満ちるようなものではないのだ。
じゃあ、どうしたらいいんだろう?
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2016年11月05日

お宝ショット。

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座敷おやじと座敷童子。

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待ち時間に台本を確認するテル役の興津くん。

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土間にレーンを引いて撮影。

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監督から説明と演出が。

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時刻はとうに深夜をまわってますが、テルと座敷おやじが草むしりをする場面。

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翌日。庭の雑草はすべて早朝から刈り取られ、かつての姿に…の場所で、亡くなったお母さん、葉子役の坂口ゆいと、若かりし頃の夏雄さん。


写真撮れなかったハル役の大出さん、橋本さん、…沢山のスタッフの皆さん。
本当、深夜どころか朝まで撮影の現場、ありがとうございました。

昨夜、山崎監督から電話があって、少しだけ話して。
監督は今、東京にいるのだけど、編集の時のこととかを少し聞いて、
やっぱり色々大変だったようです。
そういう裏話、すごく聞きたい。
聞けるのを楽しみにしています。


そう、たくさんの人からおめでとうや感想をいただいたけど。
それでも感想を聞きたい。
どうでしたでしょう。
見てもらえたんだろうか。
ボクが作ったドラマではないけれど。
以前、ボクが一人勝手に感じたあの敗北感を、拭えるような日がくるのかな。


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